質入品目 宝石

宝石

ダイヤモンド

ダイヤモンドは炭素のみで構成された、地球上で最も硬い鉱物です その美しい輝きから、婚約指輪や結婚指輪、様々なジュエリーの素材として使用されます 品質を評価する「4C(Carat・Color・Clarity・Cut)」に着目します カラットは石の重さ、カラーは色の無色度、クラリティは内包物や傷の少なさ、カットは輝きを最大限に引き出す研磨の技術です これら4つの項目で等級が評価され、すべてが高いほど質の良いダイヤモンドとされます。

カラット

数字が大きくなるほど価値は高くなります

カラー
ダイヤモンドの色の濃さを表します 無色透明なDカラーが最も価値が高く、Zに向かうにつれて黄色みが強くなります

クラリティ
ダイヤモンドの透明度、内包物(インクルージョン)や表面の傷の少なさを示します

カット
ダイヤモンドの研磨の技術と形を表します ダイヤモンドの輝きを最も美しく引き出すカット技術で、カットのグレードが高いほど価値が高まります。

エメラルド

エメラルドとは、ベリル(緑柱石)という鉱物の一種で、クロムやバナジウムを含むことで生まれる深みのある緑色が特徴の宝石です 大きさ、色、輝き、内包物(インクルージョン)から評価が変わります 石の大きさが単純に大きいものが高く評価されるわけではありません 基本的には、色が薄いものほど評価が低く、色が濃いほど評価が高くなります また、インクルージョンが少ないほうが価値の高い宝石もありますが、エメラルドの場合はインクルージョンがあることによって価値が高まる宝石です。

サファイヤ

サファイアとは、ルビーと同じコランダムという鉱物種に属する宝石で、青色以外であれば赤色以外のコランダムはすべてサファイアとされます ダイヤモンドに次ぐ高い硬度を持つことから、世界四大宝石の一つにも選ばれています 青い宝石として有名ですが、ピンク、黄色、緑など多彩な色が存在し、9月の誕生石としても知られています サファイアの相場は、さまざまな要素によって異なります 一般的に、色が濃くて透明感がある石に高値がつきます また、非加熱で透明度の高いサファイヤは稀少です 市場に出回っているサファイアのうち、実に9割ほどは加熱処理が施されているといわれています。

ルビー

ルビーの意味は、その燃えるような赤い色から連想される「情熱」や「愛」、「勝利」、そして「生命力」です 美しい赤色から、「宝石の女王」とも呼ばれる古くから愛されている宝石です 青色のサファイアと同じコランダムから成りますが、不純物の違いにより色合いが異なります 主要な産地はミャンマーであり品質も高く評価されています。

オパール

オパールは、ケイ素と水分を主成分とする、虹色に輝く「遊色効果」で知られる宝石です 和名は「蛋白石(たんぱくせき)」で、乳白色のオパールが卵の白身に似ていることに由来します 10月の誕生石であり、「幸運」「希望」などの石言葉を持ち、お守りやパワーストーンとしても愛されています オパールの評価は、背景を暗くして、管理された照明条件下で行う必要があります 暗い背景でオパールを回転させると、オパールの種類の特定と、遊色効果やカットの評価がしやすくなります。

赤珊瑚

赤珊瑚とは、深海に生息し、硬い骨格を持つ八放珊瑚の一種である「宝石珊瑚」で、特に美しい赤色を持つものを指します 採取できる量が限られ、日本近海が主要な産地であることから希少性が高く、歴史的にも装飾品などとして世界中で珍重されてきました 最高級品は、濃い血の色のような赤色を持つ「血赤珊瑚(けっせきさんご)」と呼ばれ、高価で取引されています。

アレキサンドライト

アレキサンドライトは、光源によって緑から赤へと色が変化する「変色効果」を持つ、クリソベリルの変種で貴重な宝石です 「昼のエメラルド、夜のルビー」と称され、6月の誕生石や45周年(金緑婚式)の結婚記念日の宝石とされています ロシアのアレクサンドル2世にちなんで命名され、希少性の高さからコレクターにも愛されています。

パライバトルマリン

パライバトルマリンは1989年に産出された比較的新しい宝石です  蛍光色、ネオンカラーと呼びますがこちらのブルー~グリーンの色合いを持つトルマリンを最初に採掘された産地に因んでパライバトルマリンと呼びます パライバ産トルマリンの価格は、魅力的な色相、高い色飽和度、高い希少性のため、他のトルマリンをはるかに上回ります。

翡翠

翡翠(ひすい)は、緑色で半透明な宝石ですが、緑色以外にも紫、白、黒など多彩な色があります 鉱物学的には「硬玉(ジェダイト)」と「軟玉(ネフライト)」の二種類を指し、一般的に宝石として価値が高いのはミャンマー産の「硬玉」です 翡翠の由来は美しい緑色の羽根を持つ鳥「カワセミ(翡)」と「緑の羽根(翠)」から名付けられました。

真珠

真珠の価値は、真珠のサイズ、光沢(テリ)、巻き、形、傷、色などの要素で決まります 中でも、希少性の高い丸い形や傷の少ないものは高く評価され、特に花珠真珠と呼ばれる高品質なものは高値がつきます また、アコヤ真珠の人気に加え、中国での需要増加や生産量減少により日本産の真珠価格が高騰している背景もあります。